2009年07月10日
いつも心のポケットに

私は子供の頃からPHP文庫とか、二見書房の本といったサブカル関係の本が本当に好きで、古本屋や大型書店の棚にすさまじい冊数が並んでいる光景に恍惚としてしまいます。
しかし、なぜか最近コンビニでもよくガンダム関連の書籍をよく見かけるようになりました。古くは宝島社のムック本から、最近では手軽に買える文庫本まで。実に勉強するには有利な時代になったものです。問題は、内容ペラッペラのにわかアニメ好き向けの本が多いことですかね。
そんな中にあってお勧めなのが、PHP文庫から出ている株式会社レッカ社編のガンダム本シリーズです。
初心者にも優しいながら、プロ(何の?)が読んでもにやりとさせられる工夫がこらしてある本ばかり。
元々この会社はPHP文庫で世界の神話や神と悪魔とか、世界史や日本史などを解説した本を出している会社なんですが、とにかくタイトルが面白い。
今出ている本でも、
「ガンダム人物列伝」
「ガンダムMS列伝」
「ガンダムの武器、防具がわかる本」
「ガンダム合戦伝」
などで、扱いが戦国武将と同じなのがまず私は大好きです。
なかでも、特に今日お勧めしたい一冊が「永遠のガンダム語録」です。
今までもガンダムの名セリフを紹介する本はいくつかあったのですが、この本はすごいです。
各セリフの紹介、誰がどこで言った言葉なのかは極力最低限の情報だけ紹介して、項の大部分を占めるのが、各執筆者による、人生においてその台詞を実感した体験談を綴っているんです!
ひとつ紹介しましょう。「認めたくないものだな。~」というセリフの項です。
「同じ職場に先輩がいた。ベテランといってもいい年齢で、それなりに偉かった。新人の頃ならその手際のよさを尊敬したかもしれない。けれどもう新人とは呼べない年齢からみると、その先輩はまるで張子の虎だった。片付ける仕事の量は多いが、それぞれの仕上がりは極めて雑なものばかりで、しかも本人はそれに気づいていない。結果的に失敗して周囲に迷惑をかけても、本人にとっては豪快な性格を飾る武勇伝にしてしまう。彼は自分がどうみられているかなんて考えたことはなかっただろうし、ましてや自分自身の客観視なんてありえなかった。
そんなとき、ふとシャアの言葉を思い出した。先輩と違い、シャアはます失敗を失敗として認めている。
そんな失敗を認めたくないという自分の弱さにもちゃんと気がつき、苦笑すらしている。
仕事で失敗したときにこのようなことを冷静に思える。それが大人というものなのだろう」
……こんな調子で、逆シャアまでのセリフ150ばかりが紹介されています。やたら知ったかぶりする先輩から「トミノさんはな、こういうメッセージを込めてシャアにこんな台詞を言わせてるに違いないナリよ~」なんてマクドナルドあたりで力説されるよりよっぽど面白い!
この本はぜひ、ガンダム好きなら一冊は持っていてほしいです。価格もお手ごろですし、私はこれをビジネス鞄に忍ばせて仕事に励んでみたい。そして壁にあたったらそっとページを開くのです。
2009年07月10日
ペンは剣よりも
すでに周知の事なのですが、私は本格的にガンダムにのめりこんでまだ3年程度の遅咲きガンダマーです。
でも、それがかえって幸福だったと私は思ってるんです。何せ、歴史を知らないということは、知ることが出来る幸せを味わえるのですから。
で、最近では月に一度は日本橋のガンダムズに足を運び、ついでにまんだらけに寄ってガンダム関連の書籍を漁るのが楽しみになっているのですが、先日購入した本がかなりの問題本だったので紹介します。

タイトルは「お笑い機動戦士ガンダム」。2002年初版で著者は漢大人。太陽出版という聞きなれない会社から出てます。
内容はガンダム研究本といいながらもかなりアンチに偏ってます。ファーストガンダムTV放映から∀ガンダムあたりまでを、アニメ雑誌や模型誌、玩具会社、ゲーム会社の情報を交えて分かりやすく紹介してくれる年表はありがたかったです。
知らない情報がたくさん載ってました。「ガイアギア」とか「ガンダムセンチネル」とか、初めて知りました。
でもそれ以外は、正直ガンダム好きが見ると気分を著しく害する悪評と、著者の偏見をひけらかす「それっぽい」ガンダム設定のトンデモ研究発表会と化してます。
私も途中頷いてしまう箇所もあるにはあったのですが、どうにも許せないのが『シンナー系ガンダム』という言葉。
著者によればそれは、模型マニアのコーチクしたあやしいガンダム界のことだそうです。
全長18mもある戦争兵器なんてのはアニメであり、ロボットを『リアル』なんていってしまうのは、プラモやオモチャを売らなきゃならない、スポンサーである玩具会社の方便にもかかわらず、それを本気でリアルだと信じてしまう大人達は、子供の頃から勉強もせずにプラモばっか作って、模型塗料に含まれるシンナーや有機溶剤が脳幹をトロかしている証拠だ、と、著者なりのご高説をぶっておられるわけなんですが………。
そんなね、現実とアニメの区別もつかない大人なんて、わざわざ1500円もする本に書くようなことじゃないでしょうに! 著者は本書の中で何度も、アニメをアニメと分かったうえで世界観を楽しんでいるマニアは含まない、なんていってますが、まさにそういう層しか読まないような本にそんな悪意に満ちた文章載せるなよ!
その後も、著者はシンナー系ガンダムな人達がMSVを生んだのだ、とか、「0083」や「MS小隊」をクソ呼ばわりして、細かい設定にケチをつけまくってます。
書いてること全てがトンデモだとはいいません。中には思わず納得してしまうようなこともかかれてます。それも含めてこの本、一見の価値はあるかなと思い、紹介してみました。
なんだか面白かったので、今後もここでは私オススメのガンダム本、紹介していこうと思います。
でも、それがかえって幸福だったと私は思ってるんです。何せ、歴史を知らないということは、知ることが出来る幸せを味わえるのですから。
で、最近では月に一度は日本橋のガンダムズに足を運び、ついでにまんだらけに寄ってガンダム関連の書籍を漁るのが楽しみになっているのですが、先日購入した本がかなりの問題本だったので紹介します。

タイトルは「お笑い機動戦士ガンダム」。2002年初版で著者は漢大人。太陽出版という聞きなれない会社から出てます。
内容はガンダム研究本といいながらもかなりアンチに偏ってます。ファーストガンダムTV放映から∀ガンダムあたりまでを、アニメ雑誌や模型誌、玩具会社、ゲーム会社の情報を交えて分かりやすく紹介してくれる年表はありがたかったです。
知らない情報がたくさん載ってました。「ガイアギア」とか「ガンダムセンチネル」とか、初めて知りました。
でもそれ以外は、正直ガンダム好きが見ると気分を著しく害する悪評と、著者の偏見をひけらかす「それっぽい」ガンダム設定のトンデモ研究発表会と化してます。
私も途中頷いてしまう箇所もあるにはあったのですが、どうにも許せないのが『シンナー系ガンダム』という言葉。
著者によればそれは、模型マニアのコーチクしたあやしいガンダム界のことだそうです。
全長18mもある戦争兵器なんてのはアニメであり、ロボットを『リアル』なんていってしまうのは、プラモやオモチャを売らなきゃならない、スポンサーである玩具会社の方便にもかかわらず、それを本気でリアルだと信じてしまう大人達は、子供の頃から勉強もせずにプラモばっか作って、模型塗料に含まれるシンナーや有機溶剤が脳幹をトロかしている証拠だ、と、著者なりのご高説をぶっておられるわけなんですが………。
そんなね、現実とアニメの区別もつかない大人なんて、わざわざ1500円もする本に書くようなことじゃないでしょうに! 著者は本書の中で何度も、アニメをアニメと分かったうえで世界観を楽しんでいるマニアは含まない、なんていってますが、まさにそういう層しか読まないような本にそんな悪意に満ちた文章載せるなよ!
その後も、著者はシンナー系ガンダムな人達がMSVを生んだのだ、とか、「0083」や「MS小隊」をクソ呼ばわりして、細かい設定にケチをつけまくってます。
書いてること全てがトンデモだとはいいません。中には思わず納得してしまうようなこともかかれてます。それも含めてこの本、一見の価値はあるかなと思い、紹介してみました。
なんだか面白かったので、今後もここでは私オススメのガンダム本、紹介していこうと思います。
2009年07月09日
チビリそうになった一枚
前回のガンダム講談会の打ち上げの最中に送られてきたメール。これが私の背筋を凍りつかせました。
劇団ガンダムのメーリングから送られてきたメールで、タイトルも差出人の名前もなし。本文もただ「かっこよすぎる!」とだけ。
で、添付されていた画像を開けば……

え? えええええええええええ???? ガ、ガンダム!!!??? 青空の下に聳え立つガンダム! しかも手前に映ってる人、トミノ神ですか????
……いや、冷静になって見直したら写真の人物は我らが劇団ガンダムの首魁、ぎれんツカモト総帥でした。
しかしこの大きさの対比。構図。情熱大陸かよ?
実は私、この時点でお台場に等身大ガンダムが建設中であることを知らなかったので、かなりびっくりしました。
まぎらわしいけどうれしい一枚。ちなみに、その後メーリングで回ってきたほかの団員の感想メールの中にモノアイ司令からのものがありまして、一言。
「あれほしいですねえ。できればその線で」
……どの線ですか????
劇団ガンダムのメーリングから送られてきたメールで、タイトルも差出人の名前もなし。本文もただ「かっこよすぎる!」とだけ。
で、添付されていた画像を開けば……

え? えええええええええええ???? ガ、ガンダム!!!??? 青空の下に聳え立つガンダム! しかも手前に映ってる人、トミノ神ですか????
……いや、冷静になって見直したら写真の人物は我らが劇団ガンダムの首魁、ぎれんツカモト総帥でした。
しかしこの大きさの対比。構図。情熱大陸かよ?
実は私、この時点でお台場に等身大ガンダムが建設中であることを知らなかったので、かなりびっくりしました。
まぎらわしいけどうれしい一枚。ちなみに、その後メーリングで回ってきたほかの団員の感想メールの中にモノアイ司令からのものがありまして、一言。
「あれほしいですねえ。できればその線で」
……どの線ですか????

